※ この記事のメインの内容は、公式設定ではありません。
今回のテーマは、『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』における、
- 🔵なぜ原作 波音は「ブルーパールボイス!」なのに アニメでは「水色」なのか?
- 🟣紫外線が英語で「ultraviolet rays」なら紫色もパープルよりバイオレットではないのか?
- 🔵なぜ藍色が英語で「indigo」ならインド洋にしなかったのか?
- 🟠なぜ闇落ちしたマーメイドはインド洋出身なのか?
です!
これは一気に考えた方が分かりやすい問題なのかもしれません!
アニメの波音が言っている「水色パールボイス!」ですが……
原作の(初変身エピソード2では言わず、)エピソード3では「ブルーパールボイス!」なんですよね!
るちあが原作で「ピンクパールボイス!」と言うのも同じくエピソード3の変身前ではなく変身後が初めてです!
なぜ「ブルー」なのでしょうか???
この違和感は何でしょうか?
でも横手美智子先生や花森ぴんく先生のせいではないと思うのです……
水色は「light blue(ライトブルー)」などと英訳されますが、果たして語感が悪い……だけでしょうか?
『ぴちぴちピッチ』の原作には、
「七つの真珠」、「7つの海」、「七色の」
と言うキーワードは出てきますが、
「虹」の話題は特に出ず……
“七色が虹を冠しているわけではない”とは言え……
一応、本誌に載っていた煽り文の文字色はレインボーカラーが何度か使われていたり、エピソード25の扉絵には虹のシールが使われています☁️🌈☁️
また続編『aqua』episode 5で、るきあと黒砂くんの会話中に虹がかかるシーンがあります🌈
そもそも不可視光線の1つである紫外線は英語で「ultraviolet rays」、
そうなると虹色の紫色って、「パープル」ではなく「バイオレット」じゃないの???
これも語感でしょうか???
タイトルも『ぴちぴちピッチ』でパ行が多いですし、単純にパープルにしても「製作陣が語感で選んだ」可能性もあります!
しかし、製作陣が一般常識を知ってても、あえて設定を避けた可能性もあります!!!
もし製作陣が一般常識だと思い込んでいることがあったら、漫画で説明や描写をするとは限りません。
一読者のこじつけでありますが、語源を調べてみたら勉強になったので まとめてみました!
💙💜
- 前置き
- 虹色と『ぴっち』の水色、パープルについて
- なぜ藍色マーメイドは英語表記「indigo」ではないのか?
- なぜ闇落ちマーメイドはインド洋出身なのか?
- なぜインド洋出身のマーメイドをindigo(藍色)にしなかったのか?
- なぜ原作 波音は「ブルーパールボイス!」なのにアニメでは「水色」なのか?
前置き
『ぴっち』も海外進出まで想定していただろうか?
雑誌100万部が大台…?
漫画作品は基本的に海外進出を前提として作られているとは限りません。まず日本国内で続刊されるほど人気の連載にならないといけません。
アニメ化されても なお日本国内向けを前提として、海外進出を考えていなかったメディアミックスの例は、ゲーム原作だったら『ポケモン』が有名ですね。
今でこそ世界中で人気のゲーム『ポケットモンスター 』も、最初は日本国内向けとして作られ、海外進出を想定していませんでした。(アニメ化自体も任天堂が慎重でした。)
英語で「Pocket」は下ネタを連想してしまうので略称の『ポケモン(Pokémon)』が海外では使われています。
ポケモンの海外進出のキッカケになったのは、アニメの演出上の問題「ポケモンショック」(1997年12月16日放送)で日本全国のニュースで話題になり、(アニメも打ち切りの危機の騒動となりましたが、再開の希望が多かったのもあり、)それが海外に知れ渡りました。
原作である『ポケットモンスター赤・緑』は1996年に発売され、アニメ化が企画される前、『コロコロコミック』でゲーム発売時期に特集が組まれ、穴久保幸作先生によるコミカライズもされ、『ポケモン』の人気にも貢献されたので、新作ゲーム初出情報を『コロコロコミック』紙面による公開が優先されていました。
Wikipediaに1996年前後の『コロコロコミック』の発行部数は載っていませんが、MANTANWEBによると「少なくとも2010年代は“月100万部”の大台をキープしていた」そうです。
ちなみに「ポケットモンスターパープル」は2010年頃に商標登録(2009年出願)されていますね!
当時の『なかよし』の発行部数は…?
漫画にしても、ゲームにしても、駄洒落など 日本人にしか分かりづらい日本語ネタは多くあります。
『ぴちぴちピッチ』も漫画原作ですし、掲載誌『なかよし』の推定発行部数は2000年〜2005年頃は1号あたり“約50万部”だったそうです。
海外進出、つまり多言語での翻訳される想定をしていなかった可能性はあります。
しかし、台湾では…『真珠美人魚』として何度か再放送され、日本では未発売の原作『愛蔵版』が2018年に発売されました! 人気だったんですね!
無断転載禁ずると書いてあるので直接リンクは貼らないおくけど
— 雨田空🧡🖤 (@kaminarinosora) March 26, 2022
「ぴちぴちピッチ ジェトロ」とgoogle検索すると出てくる
2007年日本貿易振興機構の資料
「台湾におけるコンテンツ市場の実態」pdfはダウンロード可能です
表紙を除いた28ページ目に挙げられてます、ぴっち台湾人気 pic.twitter.com/6gvV4WMRb1
『ぴっち』連載開始時点のオンライン辞書は?
『ぴちぴちピッチ』連載開始は2002年9月号です!
9月号と言うことは、8月3日発売で、遅くとも7月中に漫画の原稿が描かれています!
(実際は、漫画の連載開始前の準備は数ヶ月以上かかります!)
原形は花森ぴんく先生が考えた夏用の読切用漫画・キャラクターです。
Wikipedia 【オンライン辞書の一覧】を見たところ…
『ぴっち』連載当時に2002年に存在した 日本のオンライン辞書サービスは、
- 現在サービスが終了している 2000年設立の『Yahoo!辞書』
- 現在サービスが終了している 2001年設立の『三省堂 Web Dictionary』
- そして現存している2002年設立の『goo辞書』……ぐらいでしょうか?
(そもそも紙の辞書や文献などに載ってる情報の方が多いだろうし、紙で調べている可能性も高いです!!!)
また 『ウィキペディア日本語版』がマスコミに取り上げられ知名度が上がったのは2005年だそうです。
『weblio』は2005年から、
『コトバンク』は2009年の設立です。
これらのオンライン辞書、辞典サービスは『ぴっち』より後の時期です。
虹色と『ぴっち』の水色、パープルについて
原作の「〇〇パールボイス!」は変身の台詞ではない
アニメ『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』では波音の変身の口上は「水色パールボイス!」ですが……
原作の(初変身エピソード2では言わず、)エピソード3では「ブルーパールボイス!」なんですよね!
るちあが原作で「ピンクパールボイス!」と言うのも同じくエピソード3の変身前ではなく変身後です!
つまり、元々原作で変身するための台詞では無い!!!
そもそも、初登場話の作中で色が判明するキャラはリナのみです!!!原作のリナの初登場は“エピソード2の最後のページ”でした! つまり、初登場話で肩書きのイメージカラーを文字で明言するキャラクターは原作で誰もいなかったですね!
(エピソード1で、るちあはカラーイラストが描かれていますが、作中に「ピンク」の言葉自体が出てこないので初登場話の作中で「肩書きがピンク」とは明言されていないのです!)
原作エピソード12でかれんが「パープルパールボイス!」と言いますが、あれはアニメ化後且つ、かれんは原作で登場して3ヶ月以上、読者目線で色が分からなかったキャラクターなのです!!!
原作作中で何色のポジションなのか(原作の本編はモノクロなので捕まっている2人自体が何色か判別できる台詞やカラー絵で描写がなく)分からないからであり、 かれんはエピソード9のカラー絵時点では並んでいるうちの誰なのか読者目線の初見では判別できなかったのです!
アニメでは、原作より先行して、捕まったマーメイドの(ティアラに置かれた)真珠に色が着いていたので、原作しか見ていない読者には余計に分かり辛かったでしょうね!
参考に見てほしい解説ページ
なお今回、私が参考・引用したページの多くは『コトバンク』など、『ぴっち』連載終了2005年以降に掲載されたものが大半で、当時の製作陣のweb上での参考としては確実に使われてないものですが、 分かりやすさを重視されている解説としてピックアップしています。
……「虹色」について
- ニュートンが7色とした
- 色数が国ごとによって違う
……などの情報を10ページ以上見漁ったのですが、自力で調べた以上の解説が1ページに詳しくまとまっていたブログがありました‼️(^◇^;)
ド素人の私より、こちらのブログ(本も執筆されている方!?)の解説を見た方が早くて分かりやすいです‼️
何度か こちらのブログから引用する情報が出てきます‼️
🌈参考にした引用元❶: [光と色とTHE NEXT]ニュートンはなぜ虹の色を7色と決めたのか-虹ができる仕組み⑤
虹色が何色と見做されているかは地域や時代によって異なりますが、
「赤・黄・緑・青・紫」と5色と捉えられてた時代の中、ニュートンは1704年の論文で、「橙」と「藍」を含む7色と記したそうです。
🌈参考にした引用元❷: [光と色とTHE NEXT]世界各国の虹の色の数-虹ができる仕組み⑦
↓こちらにはニュートンが「7色」としたのは、「音楽の音階と関係づけている説」について書かれています!
キヤノンサイエンスラボ・キッズ【ニュートンが虹の色を「7色だ」と決めたって、ほんと?】
↓こちらのサイトにも少し、国によって虹色の色数の違いが図にまとまっていて、タイ🇹🇭だと曜日にも色分けがあると言う解説がされています‼️
引用元❸: おしごとはくぶつかん「色のイメージは国や文化によって違うの? 」
ニュートンが虹が7色としてから、今この記事を書いている2023年時点で約320年前、『ぴっち』の連載開始時点では約300年前ということですね!
虹色が6色以下の国では 藍色は含まれていないことが殆どのようです!
虹色の英語での覚え方は「ROYGBIV」
アメリカには虹の色を覚えるための童謡がある
アメリカ🇺🇸では
虹の7色(レインボーカラー)を覚えるための童謡があるそうです!
そのうちの1つが
『Roy G. Biv(ロイジービブ)』
この曲は、Red、Orange、Yellow 、Green、Blue、Indigo、Violetの頭文字を人名の語呂合わせのようにした歌詞になっているようです。
※ しかし1941年以降のアメリカでは、虹は6色であると説明された教科書が多数出版されるようになり、アメリカでは「虹は6色」と教育されるようになったそうです。( 引用元❷参考)
「光の三原色」もありそう?
他に波音が「ブルー」と言った理由に「光の三原色」もありそうですね!
「赤(レッド)」「緑(グリーン)」「青(ブルー)」の光の組み合わせによって、ほとんどの色が再現できるという、加法混色 で使われる3つの色の1つに当てはまります!
るちあ(Lucia) は、ラテン語で『光』を意味する「lux」が由来ですし、るちあをレッドと見立てれば、残りのリナはグリーン、波音はブルーがそのままひねることなく使えます!
昔から日本語の「青色」は「緑色」も含む!
それから、日本では「緑色」のことも「青」と呼んでいた文化があります。
あお‐いろ あを‥【青色】
〘名〙
コトバンク精選版 日本国語大辞典
① 本来は黒と白との中間の範囲を示す広い色名で、おもに青、緑、藍をいう。
日本語では「青」自体が「黒」と「白」の中間の範囲を示す言葉だったんですね!!!
緑色と青色のほぼ中間である「水色」も当然「青」と呼んでいたでしょうね……?
それとは別に、水色は主に「light blue」と英訳されますが、普通の「ブルー」ポジションがいないので、「light」を省略していると言う解釈もできるのではないでしょうか?
赤林檎🍎と青林檎🍏を同時に示されない場合、赤林檎🍎を単に「林檎」と呼ぶのに近い感覚もあると思います。
「水色」は1000年前からある!
水色の意味も確認してみましょう!
みずいろ【水色】
色名の一つ。JISの色彩規格では「うすい緑みの青」としている。一般に、晴れた空の色が映し出された水の色ような、ごく薄い青のこと。空色よりも少し薄い。『万葉集』では「水縹みはなだ」と詠まれているが、やがて平安時代になると水色というようになった。縹色はタデ科アイだけを用いて染めた濃い青。水色も古くは薄い藍染の色であった。
※コトバンクで「水色」を検索すると「すいしょく」と読む言葉もあるそうです。
↓『万葉集』に水色に近い表現「水縹」があり、平安時代『紫式部日記』(1010年頃完成)には「水の色」と記載されていたそうです!
参考: 暦生活【日本の色/水色 】
日本語古来の「水色」は薄い藍染の色だったんですね!
……全然、水色のこと分かってなかったですね……😂
波音の「ブルー」の理由をまとめると?
つまり、以上のことから、
原作の波音は水色マーメイドですが、エピソード3の口上の「ブルーパールボイス!」の“ブルー”は、
- 🔵ニュートンが虹色は7色だとして挙げていた「Blue」!
- 🔵後に考えられた英語の虹色を覚える語呂合わせ「ROYGBIV」の「Blue」から!
- 🔵日本語で昔から「緑」のことも「青」と呼ぶので、その中間色の「水色」も「青」と呼ぶ!
と言う解釈ができますね!!!
……では、なぜエピソード15の扉絵が水色の表記が英語ではなくローマ字で「Mizuiro」なのか?、なぜアニメでは「水色パールボイス!」なのかは、藍色の解説の後に考えた方が良い気がします!
でも その前にパープルについて解説します!
「バイオレット」と「パープル」の違いは?
虹色の紫色は「バイオレット」なのか?
ニュートンは1672年に王位教会宛に書簡を送り、「橙」と「藍」を含む7色と記したそうですが、そこには「violet-purple」と記されていたようです!( 引用元❶参考)
“単なるバイオレット”ではないんですよね。
バイオレットは「青紫色」、パープルは「赤紫色」と訳されます。
虹色を7色にしたニュートンが記していたのなら、
パープルの根拠としてはこれで十分な気がしますが……!
「ultraviolet rays(紫外線)」と、虹の「violet」はどっちが先?
コトバンク【紫外線】によると……
「ultraviolet rays(紫外線)」は1801年、Johann Wilhelm Ritter (ヨハン・ヴィルヘルム・リッター)によって発見されたのだそうです!!!
ニュートンが虹を「7色」と提唱したのは1704年の論文で、 それ以前も虹には「3色または5色」とされていて、5色の場合に「紫色」が含まれていたようです。
つまり、「ultraviolet rays(紫外線)」が発見され名付けられたのは1801年と言うことは、確実に「ultraviolet rays(紫外線)」の方が後ですね!
虹の色として「pink」「purple」が含まれる歌もある
英語の虹の歌には「pink(ピンク)」「purple(パープル)」が同時に出てくる曲があります。
『I Can Sing a Rainbow』(アイ・キャン・シング・ア・レインボー)は、虹の色をテーマにしたポピュラーソング。幼児・子供向けの歌として扱われることが多い。
原曲は、1955年公開の映画「Pete Kelly's Blues」(ピート・ケリーズ・ブルース)において、女優のペギー・リー(Peggy Lee/1920-2002)が歌った劇中歌。歌詞の冒頭↓
Red and yellow and pink and green
Purple and orange and blue,
なお、この『I Can Sing a Rainbow』は 引用元❷参考で紹介されている動画では6色で、「pink」が抜いてあるようですから、これもアメリカでの教育方針が変わった影響があるのかもしれませんね?
violetに無く、purpleにあるイメージ
violet(バイオレット)の語源は花
「violet」(バイオレット)の語源は、花の「すみれ」だそうです!
「内気な人」の意味もあるようです。『ぴっち』のかれんの性格のイメージには合わないと言えるでしょうね。
【violet】
- 1 [C]《植物》スミレ(の花).
- 1a [U]スミレ色,青紫色.
- 2 [C]神経質[内気]な人.
purple (パープル)の語源は希少な貝の染料が由来
purpleの語源は、アッキガイ科の巻貝から取れる分泌液がpurpura(プルプラ)と呼ばれるようになり、化学反応させて染色に用いたことに由来するそうです! この染料はこの紀元前から使われていたそうです!
【purple】
- [名][U]
- 1 紫色;深紅色;赤ワイン色.
- 2 〔the ~〕紫の布;(特にもと高位高官者が着用した)紫衣.
- 2a 枢機卿(けい)の地位[職務];司教[主教]の地位[職務];〔the ~〕帝位,王位,王子の地位;高官の地位.
出典:コトバンク 小学館「プログレッシブ英和中辞典(第5版)」
- 【be born to [in] the purple】
- 帝王[王侯貴族]の家に生まれる;非常な特権階級にある.
英語で「born in the purple」という慣用句があるんですね!
英語で “born in the purple” というと、王族や貴族の家に生まれることを指しますが、古くから紫色は、洋の東西を問わず、高貴の色とされてきました。そもそも紫色の染料は、地中海に生息する紫貝の内臓から極わずかしか採ることのできない、 たいへん貴重なものだったため、高貴な身分の人にしか使用が 許されていなかったのです。かのクレオパトラも、軍船の帆の色を鮮やかな紫色に染めさせて、富と権威を敵に示したといわれていますが……
引用元:これは恐らく 日本化学工業協会]内部の[化学製品PL相談センター]「『おもしろ化学』の豆知識」に昔(2002年6月に)掲載されていたもの?
そして【貝紫色(かいむらさきいろ)】と呼ばれる色があるそうです! 澄んだ赤みの紫だそうです。英語名はロイヤルパープル (Royal purple)、Imperial purple、または積み出したレバノンの港「ティルス」の名前にちなんで、「チリアンパープル (Tyrian purple)」とも呼ばれるそうです。
「ロイヤルブルー」は、この「ロイヤルパープル」の染料が取れなくなり代用されるようになったからとも言われているそうです。
purple(パープル)の語源になった貝は大変希少で、染料も少量しか取れなかったことから、紫色に染めた衣服は、限られた帝王、法王しか着られなかったそうです!
↓どれくらい希少な染料だったは、下記の解説が分かりやすかったです!
引用元:コトバンク『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
- 【貝紫 Imperial purple】
- 1つの貝からは少量しかとれず,洋服地1着分に1万 7000個,1gの染料に 2000個が使われた。このため非常に高価で帝王や法王のみが貝紫で染めた衣服を着用できたので,帝王紫 Imperial purpleの名がある。
そのため、purple(パープル)には高貴なイメージがあるそうです!
それがルーツで「born in the purple」という慣用句になったそうです。
さすがに『ぴっち』製作陣はパープルの語源までは把握していないと思いますが、
(パープルの語源を知っていたら地中海に近い北極海の方をパープルにすると思います。でも南極海を藍色(インディゴ)にしたらインド洋に近いので結局ややこしいかも?)
紫色のマーメイドプリンセスに相応しいのは、「バイオレット」よりも【パープル】だと言えると思います💜
なぜ藍色マーメイドは英語表記「indigo」ではないのか?
わざと原作製作陣は藍色を避けた?
原作日本語版はローマ字表記「Aiioro」
エピソード15の扉絵の文字、
水色マーメイドの表記が「MIZUIRO」「ミズイロ」、
藍色マーメイドの表記が「AIIRO」「アイイロ」
になっています。
コミックKC5巻(紙書籍版のみ)・新装版3巻収録のマーメイド占いでは、
水色マーメイドの表記が「Mizuiro」、
藍色マーメイドの表記が「Aiiro」
でローマ字表記になっています。
昔の連載では本編の作中の口頭で「藍色」のワードは出てきませんでしたが、
aqua episode10ではノエルの紹介が
「北極海のあいいろマーメイド ノエル」になっていました!
漢字表記だったマーメイド占いと違って、ひらがなになっていましたね。
あえて製作陣が「藍色」を言わなくする方針に?
原作本編ではノエルの単独変身、及びセリフでは「藍色」は出てきません!!!
よって 横手美智子先生・花森ぴんく先生が紙面のデザインを“水色、藍色の英語表記をローマ字に指定した”とは それだけでは断言できません。
(編集部の方に丸投げして、編集部がデザイナーに指示した可能性があります。)
しかし、あえて「Mizuiro」、「Aiiro」とローマ字表記にしたかもしれません。
横手美智子先生・花森ぴんく先生の方針で“藍色(indigo)を英語で言うシーン自体を極力避けるようなストーリーにした?”かもしれません。
考えられる理由は後述しますが、“indigoと言うとややこしいことになるから”です!!!
マーメイド占いの表記は少なくとも、次の理由から、横手美智子先生か花森ぴんく先生が指示を出していると考えられます!
かれんの綴り「Caren」は少数派?
また、マーメイド占いでは「かれん」の英語表記は「Caren」となっています。(※ただし、少なくともイタリア語版は「Karen」になってるらしいです?)
「カレン」という名前は、デンマークの「キャサリン」の短縮形から派生していった名前と言われているそうですが、「Karen」「Caren」をそれぞれ検索してみると、日本語のページで有名人として多数挙げられている「カレン」は「Karen」が主流のようです!
つまり、『ぴっち』で使われている英語表記「Caren」は少数派と言えそうです!
📝別記事「黒砂流星の由来考察」でも書いたように、
担当さんが名付けた「洞院」は現在の登記上現存しない名字、「海月(ミツキ)」はレア名字に架空の読み、「黒砂」は実在しない架空の名字です!
『ぴっち』のキャラクター名には、よくある名前にはレア名字などが組み合わせてある傾向があります!
キャラ名「かれん」の由来には日本語の「可憐(かれん)」の意味も含まれていると思いますが、日本出身でもないのに「ひらがな」を当てはめています。
カタカナ表記「カレン」より少数派であろう、ひらがな表記「かれん」にしたのではないでしょうか???
また、「ノエル」はクリスマスに関する意味くらいしかないのですが……
「クリスマスイブ」のイブの語源はeveningのeven
— 雨田空🧡🖤 (@kaminarinosora) November 11, 2022
またアダムの妻「イヴ」も。
本来「ノエル」より「イヴ」の方が広い解釈で使いやすい筈ですが、
「クリスマスイブ」の語句を使う為に“人物名はノエル”にしたが、最終決戦の時期がズレたので誕生日もズラした可能性があるかと❓
上記はあくまで仮説なので、製作陣に「イヴ」と名づける候補自体があったかは不明ですが、「ノエル」も(イヴより)少数派?、も意識されていると考えられますね……!
……ということで、マーメイド占いの英語表記には横手美智子先生または花森ぴんく先生の拘りが反映されていると考えられます!!!
「indigo」の語源はインドに関係あり!
藍色は英語で「indigo」で、語源は染料に使うための植物の「インド藍」!
産地であるインドに関係することばかりです!
ちなみに「インド藍」は木藍と呼ばれるマメ科の植物、日本での藍染めとして主流なのは「タデアイ(蓼藍)」で、取れる染料の物質は同じだそうです。
藍色染料を欧州で「indigo(インディゴ)」と呼ぶことが定着していったのは大航海時代の西暦1500年代頃、インド藍が入手しやすくなったからと考えられますね。
引用元: webilo辞書『実用日本語表現辞典』
- 【インディゴ】
- インディゴ(英: indigo)とは、藍色の染料、または藍の青い成分を抽出したもの。インディゴ、またはインジゴとも呼ぶ。
- 「インド藍(インド北部原産の藍)」を指すギリシア語の「Indikon」や、ラテン語の「Indicum」が英語の「indigo」の由来とされている。
また、上の解説で出てきた「Indicum」も…ラテン語で「インドから来たもの」の意味だそうです。
語源は、ギリシア語の「indikon」で、これがラテン語の「indicum」、ポルトガル語を経て、英語の「indigo」になったのです。
そして……
ドイツ語、フランス語、他のいくつかの言語でも、藍色を「Indigo」と表記するそうです!
「indigo」の説明は2001年にはインターネット上に存在!
……そして なりより……
少なくともインターネット上に2001年時点で【インディゴは「インドから来たもの」が本来の意味】と言うことが載っていたんです!!!
製作陣が見たとは限りませんけどね!!!
武庫川女子大学 牛田研究室『 藍に関する解説 』(2001.1.9作成 )
上記のHPを作成した教授の2016年の解説は次です↓
藍の色素はインジゴ(indigo)と呼ばれるが,この語は 元来「インドから来たもの」という意味で,インドから欧 州にもたらされた藍の染料としての天然藍のことを指している。現在では,天然藍としての「インド藍」のことと,そこに含まれる色素の物質名の両方の意味をもつ。
以下もまたGoogle検索でヒットした、オープンアクセスで公開されている論文からの引用です。(この論文自体は1994年ですが、webで誰でも閲覧できるようになった時期がいつかは分かりません……)
インディゴとは英語で、 from India と言う意味で あり、その名の示すようにインド周辺にそのルーツ があると思われるが、じっさいのところ定かではなく、……
「indigo」が本来「インドから来たもの」の意味なら、英語で「インディゴパールボイス!」ですと、「インドから来た真珠〜」と言う捉え方にもなりそうです!
……indigoの語源がインド、原産地に関係しているなら、インド洋(the Indian Ocean)のマーメイドを藍色(indigo)マーメイドにした方が覚えやすくなりそうな気がしますね?????
しかし、『ぴちぴちピッチ』にて藍色(Indigo)をインド洋としなかった理由が考えられます!!!
なぜ闇落ちマーメイドはインド洋出身なのか?
私は「藍色(Indigo)をインド洋としなかった理由」を先に考えましたが、「闇落ちしたマーメイドがインド洋出身の理由」を先に説明した方が分かりやすいので、そちらをまず説明していきます!
ちなみに小中学生には難しい話が出てきます! 19年前の私も気づけなかったと思います😂 インターネットで閲覧できる情報が増えた恩恵はありがたいですね!
フィクションであるが地球上が舞台!
『ぴちぴちピッチ』はファンタジーでありフィクションです。
しかし地球上が舞台という事が重要です!!!
『ぴちぴちピッチ』の原形は花森ぴんく先生が夏の読切用に考えていた「人魚と海賊との恋」の漫画・キャラクターです。
コミックの設定資料集に載っている、読切用の初期構想から原形の存在するキャラクターは、るちあ、波音、リナ、海斗、にこら、ガクト、イズール、沙羅です。
沙羅の原形が黒幕の人魚姫だったので、『ぴっち』の「7つの海に7人のマーメイドプリンセス」の概念は恐らくまだなく、「3人の人魚VS黒幕の人魚姫」だったと考えられます。
花森ぴんく先生は「人魚と海賊(=人間)との恋」の読切の設定でいつか書きたいとコメントされていました。
ただの【女の子7人が主役の物語ではない】という事も重要です!!!
原作とアニメで描写が違うのでより難解に!
「闇落ちしたマーメイドがインド洋出身の理由」ですが、
【エピソード1のるちあの回想の“嵐”】が重要になってきます!!!
海斗と海斗の両親が乗っていた船が
原作エピソード1では“嵐”(原作では一貫して“嵐”と説明)、
アニメ版 第1話『真珠の涙』では“津波”に飲み込まれ
に襲われ沈んでしましました。
原作で、その嵐を引き起こしたのは、失恋でショックを受けた沙羅でした。
原作で「海斗の両親が亡くなった嵐を引き起こしたのは沙羅」だと分かる描写は
- エピソード17→沙羅が泣き叫ぶコマに船が描かれている
- エピソード20→封印を受けたガクトが海斗に向けた台詞「おまえの両親が 亡くなるきっかけの嵐…… 沙羅が恋にやぶれておかした過ち」(※海斗は両親が亡くなった嵐が起きた理由を敵の仕業など考えたことはありません)
上記の2つのみです!
2つともアニメでは準拠していません!!!
アニメ版では、沙羅の回想で船が描かれていませんし、誰も関連付けていません!!!
エピソード17で真珠湯での波音、リナ、かれん、にこらの会話は
リナ「インド洋の国が ほろんだあと プリンセスが 行方不明になったのは 八年まえの 嵐のあと…」
波音「それって るちあと海斗くんが はじめて会った…?」
と前後のやり取りも「行方不明になっていたプリンセス」の話であり、
“嵐を引き起こした原因は沙羅、または敵”と疑う推測すらしていません!!!!!!!
普通に起こりうる自然現象と同等な会話です!
原作の他のエピソード8の海斗の墓参りの回想でも、エピソード16の海斗の両親の手紙でも、嵐の具体的な描写はなく、エピソード18のヒッポも「封印の門」が開けられてしまった話しかしていません!!!
一方、アニメ版は第1話『真珠の涙』、海斗の墓参り回の第14話『星空の記憶』の回想で、船は“突然起こった津波”に飲み込まれました。
アニメ版では、沙羅の髪色が黒に変わる回想で“嵐”を起こしましたが、船が沈んだ描写がありません。ヒッポの封印の鍵の話、ココを救出した時の沙羅の説明でも船が沈んだ描写はありません。
アニメ版では、海斗の両親が亡くなった嵐を引き起こしたのは沙羅と関連づける描写がありませんでした。
ちなみに海斗の両親の命日は、原作では春(話題がクラス替えなので4月?)、アニメ版では7月7日(七夕)で設定が違います。
しかし、原作で一貫して“嵐”と説明されていましたが、アニメ化以降、だんだん原作の7年前の回想の津波も大きくなっていて、エピソード17の回想では荒波が多くなり、アニメ終了後である原作最後のの番外編『そして未来へ スーパーラブソング』の回想では1つの津波が船を上回るほど大きくなっています!
……というわけで「闇落ちしたマーメイドがインド洋出身の理由」に津波が関係するのですが、アニメを観た後に原作を読んでも、原作とアニメで設定の違いを忘れて、混同してしまう場合もあるので、注意しましょう! 余計に難解になります……。
小中学生には地図なしでは難しい問題!
ここからが本番です!!!
文字だけでは小中学生には分かりづらい説明に入っていきますよ!
日本人の大人の方でも忘れている方は多いと思います!
↓世界地図があると分かりやすいですね!!! 貼りましょう!!!
お分かりいただけただろうか……?
ちなみに太平洋、大西洋の南北の境界は赤道です。
日本人の義務教育に当てはめるなら中学生レベルかな……?
大人でも忘れていることがありませんか?
7つの海とマーメイド占いの色分け
7つの海は、時代によって変化していて、法律などで決められているわけではないのですが……。Wikipedia【大洋】には国際水路機関 (IHO) が定義する範囲が載っていますが、日本海などは太平洋には含まない扱いなんだそうです。
るちあ達は「海の平和を守るため」と言っていて、「(出身の)北太平洋の平和を〜」などとは言っていません。
↓ざっくり『ぴっち』の7つの海をマーメイド占いと出身のカラーで塗り分けてみましょう!
この自作の塗り分けの図はインドネシア〜赤道付近がインド洋か太平洋か南北の扱いがどうか、また北極海の境界が複雑で不正確だと思いますが……。
大西洋が闇落ちマーメイドの出身に向かない理由
まず 大西洋が 北も南も闇落ちマーメイドの出身に向かない理由を見ていきましょう!
「大西洋」を個々に調べて文章を読んでも分かりづらい理由ですね!
地図を見ないと!
闇落ちマーメイドと 嵐、そして津波のことを思い出して下さい!!!
アメリカ大陸って南北に長いですね……?
太平洋と大西洋を直接行き来できる海路が無いのです!!!
人工の産物である 運河を越えないと、太平洋と大西洋を直接行き来できません!!!
仮に闇落ちマーメイドが大西洋が出身の場合、嵐も津波も陸地を越えることになるのです!!!
アメリカ大陸に人工的に作られたパナマ運河は全長約82km、海抜差26mあるようなので、
もし仮に大西洋で起きた津波が太平洋に届くか?と言ったら、いくらフィクションでも現実味がないですね!!!
それだともう、嵐で船を沈めるに至らなくても、陸地が大惨事で、不自然なくらいの異常事態になってしまうのです!!!
『ぴっち』では、インド洋が南太平洋が作中の七年前に滅び、エピソード1以前に その隣で 波音の出身である南太平洋が先に滅ぼされて、その次にリナの出身である北大西洋が滅ぼされ、リナと北極海のノエルが合流したのも、南から攻め込まれたって事ですね!!!
北極海と南極海が闇落ちマーメイドの出身に向かない理由
次は北極海、南極海が闇落ちマーメイドの出身に向かない理由を見ていきましょう!
理由は大きく2つあります!
『ぴちぴちピッチ』ならではですよ!
海氷の扱いはどうする?
闇落ちマーメイドは嵐を起こしまして、北太平洋を航行中の船を沈めましたね?
北極は氷が浮かんでいるだけで、大陸ではありません。
嵐を起こした場合、海氷はどうします???扱いに困りませんか???
『ぴっち』の連載当時も地球温暖化が問題視されていました。
海氷が割れたり崩れたりしたら、普通に人間やマーメイド達に関心が集まりますよね???
また北極と南極は夏場でも氷点下で、嵐なら雨ではなく、吹雪になるでしょうね???
……というわけで、闇落ちマーメイドが氷点下の北極または南極で嵐を起こす場合、設定が難航するんですよね!!!
北極海は地中海?
また、北極海は海洋学では「地中海」、陸地に囲まれて外の海域と深層水のやり取りがほとんど無い海だそうです!!!
【ベーリング海峡】
太平洋北部のベーリング海と北極海とをつなぐ狭い海峡。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸とを分ける。前者はロシア連邦のデジニョフ岬、後者はアメリカ合衆国アラスカ州のプリンス・オブ・ウェールズ岬である。幅約90キロメートル。深いところで50メートルしかなく、北極海とベーリング海との海水の交流はほとんどない。10月から6月まで結氷する。
ベーリング海峡は北太平洋に10月〜6月くらいまで結氷しているんです!!!(『コトバンク』内の他の事典の解説では「8月」とされているものもあります。)
「結氷」と言っても、底まで凍るような全面凍結ではなく、氷上を歩くのに道を選ぶ程度には流水は流れているそうです。
海斗の両親の命日は原作では春(4月?)ですから北極海から北太平洋へ津波が流れるとは考えづらいですね!!!
闇落ちマーメイドの相手はどんな人だった?
ここからは『ぴっち』ならでは感がある理由ですね!
闇落ちマーメイドが失恋した相手は誰だったでしょうか?
「海月太郎」ですね?
原作で、海月先生は
エピソード10では「昔」、
エピソード15では「音大生」
と言っています。
が、アニメの方が「音大生」と明言するのが早かった気がします。
海月太郎が先生になる前は音楽を諦めようとしたことがありました!
日本人、しかも大学生が、音楽を忘れたくて北極海や南極海に行くという発想にするのはかなり難しいですね!!!
再度行くのも経済的にも難しいです。
もう一度言いますが、
北極は氷が浮かんでいるだけで、大陸ではありません。
海月太郎はピアノの演奏者です。
北極や南極ではピアノを借りれないですね!!!
仮に経済力があろうと、ピアノを持っていける場所ではないです!!!
つまり、海月太郎の設定、七年前は音大生、ピアノ奏者だった、というのは、闇落ちマーメイドの出身を絞る理由の1つにもなっているんです。
熱帯低気圧の発生が少ない海がある!
この項目は『ぴちぴちピッチ』2002年連載開始時に製作陣が把握していたか?、当時有名な情報だったか?(2023年現在においても多少正確ではない図解があったので)、分かりませんが……
南大西洋と南太平洋の東部(ペルー沖)は、熱帯低気圧がほとんど発生しない地域なんだそうです!!!
TRMN JAXA【トピックス 南大西洋で初めて観測されたハリケーン】によると、2004年3月27日、気象衛星による観測が始まった1960年中頃から一度も熱帯低気圧が観測されなかった南大西洋で、ハリケーンが発生したそうです。ハリケーン・カタリーナと呼ばれているそうです。(※深刻な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナとは別です。) Wikipedia【ハリケーン・カタリーナ】
つまり、『ぴっち』原作ガクト編(アニメの無印)完結の期間まで、1960年中頃〜2004年3月終わりまで、南大西洋では 熱帯低気圧がハリケーンにまで発達していなかったのです!!!!!
【気象庁 はれるんライブラリー】の説明文や、 tenki.jp【秋の台風シーズン 台風のことをもっと知ろう 台風マメ知識】の図解でも、例が少ないゆえに 南太平洋と南大西洋の東部を「サイクロン」か「ハリケーン」か分類していません。 ちなみにWikipedia日本語版【熱帯低気圧】も海域別の呼称が南大西洋は「ハリケーン?」にされています。
Wikipedia 【地域特別気象中枢】主な熱帯低気圧の形成海域と各海域の担当機関(RSMC)という項目があるのですが、南太平洋の東部と南大西洋は「地域的な熱帯低気圧警報センター」によってカバーされてないそうです。
Yahoo!ニュース【https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20210423-00234051)】には【1980年から2018年までの40年間のデータから、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が熱帯低気圧の増加しているところと減少しているところを解析した図】が載っているのですが、南半球の南大西洋の東経120°より東で全くと言っていいほど熱帯低気圧が発生していないんですね!!!
つまり、エピソード17の波音とリナが “嵐を引き起こした原因は沙羅や敵の仕業”と見做していないのも、
インド洋はサイクロン、北太平洋は台風など嵐と呼べる気象現象がそれなりに起きるからと解釈できると思います!
南大西洋は、津波が起きても直接北太平洋まで届かない、熱帯低気圧が発生していない地域なら嵐を起こしても異常気象として察知されてしまうので、闇落ちにも向いてない気がします!
製作陣の中で 台風などの自由研究をしている方がいたら、知っていてもおかしくないとは思いますが……実際どうか分かりませんね!
という訳で、 闇落ちマーメイド出身の決定は、2・3番手の仲間である波音・リナの出身の決定より早い気がします!!!
消去法でまとめて考えていくと?
Panthalassaは古太平洋
パンタラッサの元ネタ、「パンサラッサ(Panthalassa)」は、古太平洋とも呼ばれ、古典ギリシア語で「全ての海」を意味する造語だそうです。最終的に現在の「太平洋」と「インド洋」に分かれたとされています。
読切から原形がいる 黒い人魚姫を黒幕とする上で、
敵のボスであるガクトのイメージを、「パンサラッサ(Panthalassa)」にしたので、関係が深い太平洋とインド洋、人魚を兄弟の恋人とし、海斗と沙羅のイメージカラー(及び誕生日)を寄せたかもしれませんね?
↓ガクトと海斗と沙羅の誕生日についての考察は、別記事に書きました。
私は今回の「大西洋と北極海と南極海が闇落ちに向かない理由」より、先に「パンタラッサの元ネタは『パンサラッサ』」を知ったので、どっちを先に製作陣が思いついたのか予想できなくなってきました……。
闇落ちマーメイドの出身に向かない理由まとめ
以上の理由をまとめていくと……こんな感じになりますね!
七つの海 | 闇落ちに向かない理由 |
---|---|
北太平洋 |
パンサラッサ(古太平洋)。 日本に近い。 南北の境界は赤道なので広範囲で、本来なら訪れやすいと考えられる。隣国と連絡が取れなくなったら訪問もするはず。 南太平洋の東部はサイクロンの元になる熱帯低気圧の発生が少ない。 |
南太平洋 | |
インド洋 |
パンサラッサ(古太平洋)。 (作中では南太平洋の人魚姫と交流している。リナ曰く「(るちあと海斗が出会った)嵐のあと国同士での連絡が取れなくなった」) |
北大西洋 |
アメリカ大陸が南北に広範囲にあるため北太平洋へ直接行ける海路が無いので、地震が原因ではない津波は届かない。 闇落ちしたら奇襲しやすいのは隣国であり、南北の境界は赤道なので訪れやすいと考えられる。(なお、波音とリナは日本に来るまで交流がなかった。) |
南大西洋 | |
北極海 |
落ち込んだ日本人音大生の旅先には向かず、ピアノは借りれない。 氷が浮かんでいるだけで、大陸ではない。 海洋学における地中海(陸地に囲まれて外の海域と深層水のやり取りがほとんど無い海)で、北太平洋の境目のベーリング海峡は少なくとも10月〜6月の間は結氷する。 |
南極海 |
落ち込んだ日本人音大生の旅先には向かず、ピアノは借りれない。 闇落ちマーメイドが嵐を起こす場合、海氷の扱いに困る。地球温暖化の研究もされているので、異変が起こると連日ニュースになりそう? 地球一周規模で他の3つの大洋へ繋がっている。 |
……こうしてみると、
北太平洋に届く嵐や津波を起こせる闇落ちマーメイドの出身の海はインド洋しか考えられないのではないでしょうか???
原作エピソード3の回想では、北大西洋出身のリナと 北極海出身のノエルが会話をしていました。
一方、波音はエピソード1から登場するので、先に南大西洋が滅ぼされています。
ガクトは沙羅と出会い、封印の門の守護者だったヒッポは北太平洋に移住し、パンタラッサはインド洋と太平洋の境目付近で封印されていたと考えられます。
封印が解かれたら、封印されていた場所から逃げるのは当然のことですから、アクア・レジーナが現れた北太平洋を攻め込むのは後回しにしたいですよね。
滅びたインド洋→南太平洋の次は、南大西洋を攻め込むことで、南半球1周分 南極海を包囲した上で BBSに任せ、次に北大西洋→北極海と攻め込んでいったということでしょうね!
……アメリカ大陸が南北に広がっているので、北大西洋から北太平洋へ直接行ける海路はなく、北極海と北太平洋の境目であるベーリング海峡が10月〜6月頃結氷するという事は……
アニメ版で4月に転入するリナは、原作よりハードな旅をしている可能性がありますね!(苦笑)
続編『aqua』episode5では かれんが「南極海からこっちへやってきたのは ホントは北極海にいる双子の姉のノエルに会うためだったんだ」と言ってますが、『aqua』も夏スタートなので、結氷していないベーリング海峡を通れるはずですね!!!
かれんは黒潮に乗って来た可能性もありそうですね。
もし黒砂流星も流された孤児だとしたら……?
なぜインド洋出身のマーメイドをindigo(藍色)にしなかったのか?
説明した通り、「indigo」が本来「インドから来たもの」の意味なら、英語で「インディゴパールボイス!」で、「インドから来た真珠〜」と言う捉え方にもなりそうです。
インド洋(the Indian Ocean)のマーメイドを藍色(indigo)マーメイドにした方が覚えやすくなりそうな気がしますよね?????
なぜ そうしなかったのでしょうか?
『ぴちぴちピッチ』にて藍色(Indigo)をインド洋としなかった理由を大きく4つ考えてみました!
藍色が闇落ちに向かない理由は大きく4つ以上?
藍色は夜では目立たない!
海の色が青く見えるのは、太陽光の赤い光は水に吸収されてしまい、青色の光が反射するからと言われています!🌊✨
海月太郎が沙羅と会っていたのはaqua episode10では“夜”の描写がありました。前章のエピソード18の回想で海月太郎と ばあやが会話しているのも“夜”でした。
夜に会っていた場合、自然光が全く差し込まず、水は全く透き通って見えません。なおさら藍色マーメイドなら見つけ辛いと考えられます!
オレンジ色ですと、海の漂流物とも見分けやすく、ブイなどにも使われていてる人工物らしくもある派手な色です!
海月太郎と沙羅の出会いは 原作では描写がありませんでしたが、マーメイドが人間との恋を禁止されていたのなら、海月太郎からアプローチしたと考えられます。
夜でもマーメイドを目撃しやすい色は「イエロー」か「オレンジ」と考えられますね。
余談)暗い所では青を緑と見間違える?
ちなみに この項目の話は、製作陣がそこまで考慮しているか可能性は低いと思いますが……!
やはり「青色」と「藍色」は見分けにくいと思います。
引用元❷、引用元❸でも書かれているように、虹色を7色としない国に藍色は含まれていないことが殆どのようです!
アメリカも虹色は7色との教育方針が「藍色」を抜いた6色に変わったぐらいですから。
「明るい青」は夜でも視認性が良く、道路標識でも使われている色です!
日本の高速道路の標識の色は、 かつて名神高速道路(昭和38年開通)のために 色を「欧州系の青」か「米国の緑」にするのか検証した際、 青色の反射シートを緑色と誤認する人が多かったことから、日本で緑色が採用するようになったそうです。
※参考: [くるまのニュース]高速道路の標識はなぜ緑色? デザインはどうやって決めている?
反射材は白色が最も反射輝度が高くて目立やすいです。 青色は反射材によっては、反射輝度が白色の6%ぐらいしかない場合もあるようです……。
【追記】水着はネオンカラーが良いとの見解!
この記事を一度投稿した後、ハフポストの記事で、アメリカのスイミングインストラクターの啓発が紹介されていました‼️
記事ではプールや湖での水着の色ごとの見え方が写真付きで解説されています‼️
青系、パステル調の明るい色は見えにくい。
ネオンカラー、赤、オレンジ、黄色が比較的安全だそうです‼️
SWIM SUIT COLOR TESTING ON A DARK POOL BOTTOM https://t.co/Mvv1d23por
— 雨田空🧡🖤 (@kaminarinosora) June 20, 2023
↓それ以前にも、YouTubeの投稿動画で、海に沈んでいく時の色の見え方の検証したものがあったようです‼️
オレンジ色は沈んでも目立ちますね‼️隣の赤色は全然目立ちませんね😳
藍色は鮫や鯨の魚影に似そう?
藍色は虹色の中でも紺色に近いので、鮫などの魚、鯨やイルカとも見分けにくいと思います!
ピンクイルカの ももちゃんは桃葉川で見つかり保護されたことがニュースになりました!
ちなみに「ピンクイルカ」と呼ばれているのは「アマゾンカワイルカ」、「シナウスイロイルカ」だそうですので、学名にはなってないようですね。架空の種として「ピンクイルカ」とした可能性もありますね。
もしサーフィンが盛んな沿岸で、鮫や鯨らしき生物が近くにいたら、当然ニュースにもなるでしょう!
一途な男である海月先生は、思い出のマーメイドと会いたがっていました。
もし藍色が思い出のマーメイドだったら、鮫や鯨が近所で話題になる度にソワソワしてしまうのではないでしょうか? もし見間違えで、鮫を追いかけたりしたらちょっと怖いと思います……!
またエピソード11では、金髪のピンクマーメイドに対して、
るちあ「海斗の思い出の 女のコってね…」
海斗「ーーあれは幻だったかもしれないな」
と言っていました。
もし海月太郎の思い出のマーメイドが、紺色に近い色だったら、イルカや鯨など海洋生物の見物もするでしょうし、思い出は夢だったかもしれないとか考えてしまう可能性が出てきます!
オレンジ色は熱帯魚など海の中の自然色では派手な色の部類ですから、思い出として残りやすいと思います!
オレンジ色だったら、鮫や鯨でよく見かけるような色ではないので、海月先生が海洋生物の目撃情報で動揺する必要がなくなっているのです!!!
一途な男は「似ている女を追いかけてはダメ!」
3つ目の理由は2つ目と似ていますが、恋敵の同士のマーメイドの色が似ていたら、物語に支障が出てきてしまいます!!!
仮に藍色(Indigo)マーメイドを、水色マーメイドの恋敵にしてしまうと、ほぼ色合いが似てしまい、雰囲気も似てしまいます!!!
藍色は、アメリカで虹の7色扱いから外されたり、他の国でも虹色としてカウントしていない色です!
『ぴっち』の作中で、マーメイドは人間の前で姿を見せないように振る舞います。
思い出のマーメイドと不本意な別れをした海月先生は、再会を望んでいました。
再会を望むなら、もし、何となくでも似ている人を見かけたら、少なくとも動揺して目で追おうとしますよね?
もし、海月先生の思い出のマーメイドが藍色だったら、宝生波音を意識せずに無視するのは無理があると思います!
実際、沙羅はオレンジマーメイドですが、闇落ちして、親友のイエローマーメイドであるココを捕まえました。
もし親友のココが自由の身で、色も似ていたら、海月先生がココを知らなくても、イエローとオレンジが追いかけてはしまう可能性が生じます!
- るちあはギザキザの前髪、ツインテール
- 沙羅は前髪が長く、額が見える(原形では前髪があった)
- ココは前髪が揃っている
- 波音は前髪にヒトデの飾りが付いている
今のところ、登場しているマーメイドプリンセスで前髪が長いのは沙羅だけなんですよね。
オレンジと似ているピンク、イエローと見事に髪型の特徴が違います!!!
海月先生にとって沙羅、海斗にとってのるちあにしても、男側が他の女と見間違えないように徹底した設定とも言えるでしょう!!!
暗の差が大きめ色で闇落ちをより衝撃的に?
4つ目の理由は、読切用の沙羅の原形は黒髪なので、闇落ちで色の明暗の差が 藍色(indigo)よりも激しくなる オレンジを当てはめた?
海月先生は沙羅が闇落ちしているとは知るはずもなく、思い出のマーメイドがオレンジの姿のままであると思っていたためショックを受けます。
虹色ではイエローの方が 最も黒との明暗の差がありますが、後述の理由でオレンジの方を採用したと思われます!
なぜインド洋のマーメイドをオレンジ色にしたのか?
「indigo」が本来「インドから来たもの」の意味のようですが、indigo(藍色)は闇落ちに向かない理由は4つ以上考えられそうでした。
では、なぜ「オレンジ色」がインド洋なのか……
果物「オレンジ」の原産地もインド!
「オレンジ」は色が、先か? 果物が先か?
果物🍊が先だそうです!!!
そして「果物のオレンジ」の原産地はインド!!!
つまり、『ぴちぴちピッチ』のインド洋のマーメイドは、インド原産の植物由来の色「indigo(藍)」が使わない代わりに、
インド原産の植物由来の色「orange(オレンジ)」を使ったと考えられますね!!!
昔から植物図鑑などに載ってたでしょうね〜。
とりあえず、2017年の記事ですが貼っておきます↓
tenki.jp「4月14日はオレンジデー! オレンジの歴史を振り返ろう」
「オレンジ」の語源について
「果物のオレンジ」はインド南部のドラヴィダ語で「香り高い」を意味する「naru」からサンスクリット語を経て変化していき、英語では「果物のオレンジ」が先に名付けられ、「オレンジ」が色として呼ばれるようになったそうです。
ちなみに「果物のオレンジ」の語源がの変遷として、 インターネット上では 『語源由来辞典』から引用されることが多いようですので、そちらも見てみて下さい。Wikipediaに載っている語源の項目の文章の一部の引用元にもなっています。
コトバンクより、2020年に載ってる解説では以下の通りです。
【オレンジ(ミカン科)】
原産地はアッサムで、中国およびインド、中近東を経て地中海、東アフリカに伝播(でんぱ)し、さらに世界に広まった。日本へは1888~1891年(明治21~24)ころ渡来した。 (中略) オレンジの名は、サンスクリット語のナガルンガNagarunga、ヒンディー語のナルンジーNarungeeからアラビア語のナルンジNarunjiを経て英名となった。
コラボカフェとかのスイーツですと「オレンジ色モチーフ」は「果物のオレンジ🍊」が使われることが多いですが、
なおさら『ぴちぴちピッチ』においてインド原産の果物のオレンジ🍊がマッチしますね🧡
なぜ原作 波音は「ブルーパールボイス!」なのにアニメでは「水色」なのか?
さて、ここまで2万字ぐらい書いてきたのですが、肝心の
なぜ原作 波音は「ブルーパールボイス!」なのに アニメでは「水色」なのか?
について書いていませんでしたね……。
今までの考えを短くまとめると、
- 闇落ちマーメイドによって北太平洋に嵐や津波が起こった。
- 闇落ちマーメイドの出身地は地理的にインド洋にするしかない。
- 「藍色」は英語で「indigo」で本来は「インドから来た」の意味なのだが、藍色は青系で暗い色なので、闇落ちと 一途さがある三角関係に絡ませるのは難しい。そのためインド洋出身者ではない者が「インディゴ」と英語で言うとややこしくなる。本来相性が良いはずの「インド洋」と「藍色」の組み合わせが適さない。
- 波音は原作で「ブルー」と言った。そこから 虹を7色と示したニュートンの「藍色」を変えるのは難しい。原作では「藍色パールボイス!」の使い所はない。
と言ったところですね。
『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』が「闇落ちマーメイドによって北太平洋に嵐や津波が起こる」というストーリーでなければ、藍色マーメイドがインド洋出身で普通に「インディゴパールボイス!」と言っていたかもしれません。
原作では「〇〇パールボイス!」は4人しか言ってないので、全員言ってるわけではないのですが、
アニメ版では「藍色パールボイス」と言っています。
これは苦肉の策でしたでしょうね!
もし、アニメ版で波音を原作通りに「ブルーパールボイス!」に準拠した場合、
るちあ「ピンクパールボイス!」
波音 「ブルーパールボイス!」
リナ 「グリーンパールボイス!」
かれん「パープルパールボイス!」
ノエル「藍色パールボイス!」
ココ 「イエローパール」
沙羅 「オレンジパールボイス!」
……ノエルの英語で言うわけにはいかない藍色は「藍色パールボイス!」で1人だけは日本語混じりで変になってしまいます!!!
……では、他に誰に日本語を言わせるか?
「ピンク」「桃色」、「パープル」を「紫」にしても後半の「パールボイス」のパ行が多さから離れて語感が悪くなり、
「オレンジ」はインド原産の果物🍊が由来なので「橙」にすると意味が遠ざかり、
「イエロー」を「黄色」にすると「Ki iro」の発音で「黄」一文字では肝心の個別の色が目立たなくなり、
「グリーン」は海をエメラルドグリーンとも言ったりするし、「緑or緑色」と言っても植物にも連想されそうです。
かと言って、波音に「青色パールボイス!」と言わせると、肩書きの色が「Aoiro」「Aiiro」で母音の構成が1文字違いで語感が似てしまいます!
と言うわけで、
アニメ版の波音も日本語混じりの「水色パールボイス!」にしたのかもしれませんね。
藍色を英語表記「Indigo」にするとインド洋と紛らわしくなるので、
後の原作エピソード15の扉絵、マーメイド占いを敢えてローマ字表記にしたと思われます!
水色も英語表記ではなくローマ字「Mizuiro」にしたのも、ノエルに合わせてだと思います。
したがって、
アニメ『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』で
なぜ原作で波音は「ブルーパールボイス!」と言っているのに アニメでは「水色パールボイス」なのか?
なぜノエルは「藍色パールボイス!」で日本語混じりで英語で言わないのか?
↓
【『ぴちぴちピッチ』は「闇落ちマーメイドによって北太平洋に嵐や津波が起こる」のだが、闇落ちマーメイドの出身は地理的にインド洋しか適さない。「藍色」は英語で「indigo」で本来は「インドから来た」の意味なのだが、藍色は青系の暗い色なので、“闇落ち”と“一途さがある三角関係”に絡ませるのは難しい。そのため『ぴちぴちピッチ』の設定から「インド洋」と「藍色」の本来相性が良いはずの組み合わせが適さない。
よってインド洋出身ではないノエルが英語の「indigo」を言うわけにはいかない。「藍色」が1人だけ日本語で浮いてしまうので、波音も日本語の「水色」にした。(青色では「Aoiro」、藍色の「Aiiro」で語感が似てしまうので「青色」は避けた。)】
と考えられると思います!!!
……『ぴちぴちピッチ』は、当時小中学生だった私が考えていたよりも、ずっと複雑で凝った設定だと思います!!!
これで24000字位です! 時間かかって丸2ヶ月使っちゃいましたが……まだ調べたりない気分ですね。
もう少し図も 凝りたかったですが……
今回はここまで!
(※この記事は2023/3/27に投稿しましたが、間違えて一度1月に下書きをUPしてしまったので月別アーカイブは1月になっております。)
【追記・余談】インドメタシンもインディゴに関係ある!
少しポケモンの話題にも触れたので……
初代ポケモン図鑑で「インド象」がよくネタにされるが「インドメタシン」は?と思い検索してみたら、
— 雨田空🧡🖤 (@kaminarinosora) July 17, 2023
2008年のブログ記事によるとhttps://t.co/Bf4PVuctPw
アメリカで開発された薬だが、由来を辿るとインドール骨格 ←インディゴを経由するので、実質インドの地名関係あるそうな
ちなみに、日本語版ポケモンにおけるインドメタシンは、すばやさのきそポイントを強化するアイテムなのですが、外国語言語版では各国違う名称になっているようですね。